ファミリークリニック小禄　公式ブログ

沖縄から本土・世界へゆく中高大学生、社会人案外多いです

野球留学、進学、留学、また社会人として研修のため初期の1-2年間寮生活、、、、など

中高生だと寮生活を送ることも多いようです


2011年　宮崎県のある野球部の寮で細菌性（侵襲性）髄膜炎菌感染が集団発生し

沖縄から野球留学していた生徒さんが犠牲になりました

寮生活をしていた社会人のかたもこの　侵襲性髄膜炎菌　に感染し死亡したという報道がいくつかあります


髄膜炎菌、と漢字で書くより

meningococcal meningitis 、と英語で聞いたほうが医療関係者ならその怖さが倍増するはずなのですが、

年間発生数が少ないためなのか医療関係者でもそのワクチン接種をうけるのは少ないようです

（　一昔前のB型肝炎と似た状況です、研修医が罹患劇症化した死亡例があってはじめて、、、、、）



個人的に、

寮生活、集団生活を送る中高大学生、社会人の接種は当然ですが、

重症患者さんが運ばれてくる総合病院の研修医にも接種してもらいたいと思ってます

～リスク管理として最前線の医師も危険～


沖縄からも多く進学する生徒さんのいる

四国の愛光学園が、寮生活をおくる生徒に向けて髄膜炎菌ワクチンについての解説をHPに掲載しています

～とてもコンパクトでわかりやすい～、愛光学園、髄膜炎菌感染症について（お知らせ）　で検索

医学部に進学する優秀な生徒さんのの多いことで有名です

おそらく、卒業生の方からのアドバイスがあったのでしょう

（感染症専門医の卒業生からのアドバイス？）