てぃーだブログ › ファミリークリニック小禄 公式ブログ › 23 沖縄で 麻しん(はしか) の発生~90例発生 5月4日時点


2018年5月7日麻しん(はしか)患者の発生について(沖縄県)~

沖縄県内の麻しん患者発生報告一覧(平成30年5月4日現在)(PDF:76KB)
沖縄県麻疹流行曲線(発熱日)(平成30年5月4日現在)(PDF:114KB)
患者の年齢分布とワクチン接種歴(平成30年5月4日現在)(PDF:229KB)


5月4日時点でとうとう90例となってます

23 沖縄で 麻しん(はしか) の発生~90例発生 5月4日時点
~多くは20-40代~

本土の方でも、(沖縄の流行とは別に)海外からの持ち込み麻しん患者さんが報告されるようになりました

~電車・飛行機などの移動があると、、、、簡単に沖縄超えの人数の可能性~

これまでは、海外にゆく方々にMRワクチン(麻しん、風疹混合)をすすめても、ほとんど接種するかたがいなかったのですが、今回の麻しん流行のおかげで少しずつ接種してくれる方が増えています

2020年の東京オリンピックのまえに、身近なところから20-40代の方には接種をすすめるようにしようと思っています



Posted by tochan at 12:18
この記事へのコメント
初めてコメントします。

私は1980年生まれで子供の頃にMRワクチン接種済み(母子手帳で確認)、麻疹にかかった経験ありです。

それでも、妊婦検診時に抗体がないと言われ、出産直後にワクチン接種しました。

計4回出産しましたが、その度に抗体がないとの事でワクチン接種しています。

抗体がつかない体質なのでしょうか?
対処法は、マスクするとか人の集まる所に行かないとかですか?
Posted by いろは at 2018年05月15日 03:45
いろは様

妊婦健診の時に行うのは風疹の抗体検査。女性で出産予定のある女性は風しん抗体価が32倍が望ましいので、16倍以下だと風疹ワクチン接種しています


ときに、抗体つきにくい体質(低反応者、non-responder)の方がいます。その場合風疹ワクチンを3回くらいまでは接種します。それでも抗体がない場合には、夫や家族など妊婦さんの周辺の方への接種などおこなうなど、すると良いでしょう


抗体検査、は免疫の一部(この場合液性免疫)を検査しているものです。細胞性免疫のほうまでは検査していません。低反応者の場合でも” 接種は意味がない ”とは言えないのです

本物の風疹感染起こした場合に予防できる可能性はあります、何も対策していないよりはずっと良いと思いますよ。
Posted by tochantochan at 2018年05月15日 08:44