てぃーだブログ › ファミリークリニック小禄 公式ブログ › インフルエンザ › 経鼻インフルエンザワクチン フルミスト 14.11.14


*11月25日から29日まで都合により休診となります*


今回、有効期限が12月までのフルミストしかありません、

接種希望の方は早めにご連絡ください。



フルミスト、鼻噴霧式インフルエンザ生ワクチン

A型2種類とB型2種類の計4価ワクチン

A型2種類,B型が2種類とされており4価となります

(注射、日本の不活化インフルエンザワクチンは A型2種類、B型1種類 の3価)


鼻に噴霧するワクチン。

2003年にアメリカ食品医薬品衛生局(FDA)に認可されたワクチンで10年間のアメリカでの安全な使用実績があります。

2011年から欧州でも認可され発売。

1. 通常インフルエンザウイルスは鼻腔から侵入しますので、その場所に直接免疫をつけてしまうため、小児で発症予防効果が高い。

2歳~7歳で特に効果が高く、発症予防効果83%(国産不活化ワクチンはこの年齢では30%程度)

2. 生きたウイルスで細胞性免疫も作るため、流行しているインフルエンザと株が違っていても発症を軽症化させる作用がある。

3. 鼻にスプレーするだけ。痛くない

4. 有効期間が長い。【ほぼ1シーズンまるまる有効】


13歳以上からは不活化ワクチンの方が効果が高くなってきますが、2011年のように、

ワクチン株と流行株がずれた場合は、フルミストの方が断然効果が高くなります。

接種できない人?

• 2歳未満と50歳以上の方

• 5歳未満の方で喘鳴(ゼーゼー)の歴があった方や、1年以内に喘息発作のあった方。

• 免疫不全患者(抗がん剤治療を受けている人)や、そういった患者様をケアする立場にいる介護者の方

• 心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経系疾患などの慢性疾患を持つ場合

• アスピリンを服用中の方

• 妊婦の方

• 重度の卵白アレルギーやゼラチンアレルギー、ゲンタマイシン、アルギニンアレルギーの方

• 今風邪をひいていたり、鼻炎のひどい人

補償について

日本国内では未認可。

国産不活化インフルエンザワクチンのような補償はありません。

輸入会MONZENの補償はありますが、自己責任での接種となります。











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Posted by tochan at 15:35 │インフルエンザ