9 沖縄で 麻しん の発生~患者の発生人数と年齢の資料
医師会を経由して、麻疹の発生・人数のと年齢分布・接種歴の良い資料が配布されています
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日毎の発生件数は、4月9日時点で31件(確定例は35件だが、そのうち4名は詳細調査中)
グラフでは4月4日の3人が最後です
4月11日朝の時点では、まだ更新されていません
(麻しん(はしか)患者の発生について)
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患者の年齢分布とワクチン接種歴のグラフ
今回の流行は、20-40才代にかけて多くなってます(51歳以上は1名)
海外からの観光客から観光地の成人への感染が原因
小児で未接種者への接種と同時に観光地の成人スタッフへの助成も今後必要
日本の麻しん流行阻止対策は、
1 (観光地の)成人スタッフへの接種助成
2 小児~MR定期接種率の向上、特に2期の接種率を95%以上へ
昨日、コメント欄で
琉球新報WEB版のグラフ 「40代以上はワクチン接種 不要 はおかしいのでは?」と教えていただきました
今朝の新聞のイラストにもWEB版のイラストが有り
40代以上は 不要 とあったのですが、今の流行状況を見る限り言い過ぎです
(60代以上は不要、と書くべきだったのでしょう。しかし高齢者の場合でもリュウマチなどで免疫療法などおこなってる場合なら、家族に麻しん発生した場合にワクチン接種やグロブリン投与を考える必要があると思います、0か100で断定する線引きは難しい)
不特定多数の観光客を相手にする、20-40代成人へのMRワクチン接種助成も沖縄の場合必要でしょう