9月に延期されている夏休みも終わり学校が再開されます
今後予想される状況として、新型コロナウイルスワクチン接種の対象とならない小児での流行があげられています
~今までは成人→小児への感染に注意していれば良い
~これからは小児→成人(家庭内感染)→高齢者への感染に注意も必要
12才未満は新型コロナウイルスワクチン接種が現時点では出来ないため、周囲の大人が守ってあげるしか方法がありません
手洗い、マスク、3蜜を避ける、家族以外との飲食を控える、は当然ですが、
①新型コロナウイルスワクチンの接種を周囲の大人(12才以上~)が受けておく~教師、指導者、塾、学童、その他
②集団生活を行う関係者(教師、子供含めて全員)、体調が悪い場合・発熱がみられた場合には休むことと同時に
新型コロナウイルスの抗原検査を受けることが重要
新型コロナのアルファ株に比べ現在のデルタ株は、ウイルスの排泄は約1000倍
そのため現在では発熱初日~9日目までであれば抗原検査もPCR検査とほぼ同等の判定ができます
*体調があやしいと思ったら、デルタ株ならまず抗原検査を行う(約15分で判定可能)
*抗原検査での判定が悩ましい場合にPCR検査をおこなう(薄い、陰性だが濃厚接触があったなど)、ただし判定には数時間~数日
検体の採取も、自分の鼻(鼻腔)での採取も認められています
~鼻咽頭の検体、は鼻から喉の奥にグリグリするので少々痛い
~鼻腔の検体は、綿棒を鼻から2センチいれて、綿棒を5回転、5秒程度そのまま静置でOK
(2センチ、5回転、5秒)
写真は沖縄県小児科医会のポスターとクリニック自作の抗原検査の説明パンフレット