学校再開と小児のコロナウイルス感染 発熱時はまず抗原検査から 20210906

tochan

2021年09月06日 16:58

高齢者への新型コロナワクチン接種が進んで来た影響もあり、保護者世代の感染とそれに伴い家庭内感染も増えています

9月より夏休みも終わり学校が再開されます

保護者世代の接種も9月にすすんでくるでしょうから、今度はワクチンをうけていない子どもたちへの感染が予想されています

~9月5日新規感染者367人、そのうち10歳未満56人、10代55人=111人が20歳未満/367→約30%~


いままでは、感染者が成人中心でしたが今度は小児への感染が増えてきます

そのため、今まで新型コロナウイルス感染の検査を行っていなかった小児科クリニックでも保険診療による抗原検査やPCR検査を行う所が増えてきています

現在のデルタ株は小児の場合、ウイルスの排泄量が今までのアルファ株より多いためもあり、発熱時の対応としてまず抗原検査が勧められています

#PCR検査は遺伝子の検査なので抗原検査より感度は高いのですが、結果判明までに時間がかかります、多くは数日

#抗原検査の利点として、約15分程度で結果が判明するというメリットがあげられます、発熱より9日目まではPCRと遜色ありません

~ウイルス排泄量の多い小児の場合、まずは抗原検査からおこない、判定に迷った場合にはPCR検査を行う~

クリニックでも抗原検査が陽性の場合、少ない件数ですが検体を滴下するとすぐに陽性のラインが赤く染まってきています

注意:どちらも症状がない場合には結果が陰性でも感染の可能性は否定できませんので油断大敵です







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