てぃーだブログ › ファミリークリニック小禄 公式ブログ › 日々雑感 › 予防接種(定期) › ホームケア › 写真でおさらい、麻しん(はしか) の症状 16.08.26


開業してから約12年、(良いか悪いかは別にして)外来で

発熱し、発疹のある、” 麻しん(麻疹)”の患者さんを見たことがありません

決して若くない自分でもそうなので、

たとえ小児科医でも若手の場合や、内科・時に眼科耳鼻科の先生方でも

” あやしい ” と気付かない場合もあるでしょう

” あやしい ” サイン、

発熱の割に非常に活気不良、不機嫌、いつもと違う!! といったことや

二峰性発熱、一旦解熱した~と思ったら再び発熱する

コプリック班:二峰性発熱の二山目、全身に発疹の出る前、奥歯に接する頬の粘膜、白色の水疱
写真でおさらい、麻しん(はしか) の症状 16.08.26
国立感染症研究所解説

まだら模様の、言葉は悪いのですが、癒合するキタナイ!?発疹

( 風しんと違い、癒合して色素沈着するため)

写真でおさらい、麻しん(はしか) の症状 16.08.26
竹谷先生の資料より引用させていただきました

いつもと違う、一旦下がったと思ったら再び発熱、頬の粘膜の発疹(コプリック班)、顔~全身の発疹、

10代後半~青年の方でこのようなケースの場合には、

説得(~ケンカではなく~)して医療機関受診をすすめると良いでしょう







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