新型コロナウイルスの流行に伴い、ときに救急病院の診療一時停止のお知らせがFAXで流されてきます
また、救急病院でも院内感染防止の為喘息発作があっても電動ネブライザーによる吸入を行わないケースが増えているようです
さらに、耳鼻科等でも院内での吸入や鼻汁の処置を行わない医療機関も増えています
このように新型コロナウイルスの流行対策で、救急や一般の医療機関での吸入・吸引ができなくなりつつあります
そこで、クリニックでは鼻汁吸引も自宅で行うように指導、口で吸うタイプの吸引機の購入もしくは電動式の鼻汁吸引器の購入もすすめています
また、はっきりとした喘息や喘鳴を繰り返しやすい気管支炎症状の場合にも電動ネブライザーの吸入機購入をすすめています
ただし、看護師さんの指導のもとで吸引手技の確認や自宅での発作時の吸入についての注意を行っています
~思いの外、説明書のみをみて自己流のやりかたをしている場合が多い~
新型コロナウイルスの流行がなければ、こういった機器(吸引、吸入)を購入する必要はありませんでした
しかし、今後数年はある程度自宅での鼻汁吸引、ネブライザー吸入による治療が必要とされています
発作が起きたら救急受診するので、購入しなくて良い~というのは新型コロナ以前の場合だと思っています
~ある日突然救急やクリニックの2週間閉鎖のため治療できない~ことがあるためです