ファミリークリニック小禄　公式ブログ

2017年11月15日　琉球新報　ドクターのゆんたくひんたく437より

保護者さんむけにとてもわかり易い説明です

子どもの熱や咳、～風邪に抗生剤は不要～　から抜粋
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診察後「熱と青っぱながあるので、抗生剤をください」との申し出がよくあります

熱はウイルスの感染によるものなので、抗生剤は必要ありません

ウイルスや鼻粘膜の常在菌や白血球の死骸で濁った鼻水が青っぱなです

それが鼻腔にたまっているだけで、体に入って悪さをして（感染して）いるわけではないので、抗生剤は必要ありません

と返答しています
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「万が一のために、とりあえず抗生剤」と風邪のたびに抗生剤を飲み続けていると、抗生剤の効かない耐性菌が、鼻や喉の常在菌に取って代わりはびこることになります
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もし外来で抗生剤の処方があるときには、「どうして抗生剤が必要なのか」納得のいく説明をうけてください
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引用ここまで


重症患者さんの少ない、一般開業医で一番悩むケースは、

0-2才児
大家族または保育園など通い始め
ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンがまだ済んでいない
風邪をきっかけに、ドロドロ鼻水　が出始める
ドロドロ鼻水のみで、中耳炎や気管支炎、肺炎は無いのだが
耳鼻科・小児科で抗生剤を処方される、
一時的には良くなる（あそこの薬はよく効く）のだが、すぐに元通りのドロドロ鼻水　となる
そして延々と抗生剤を数ヶ月飲んでいる



2013年08月28日
沖縄タイムス「保育園症候群」少し追加！13.08.28


2012年07月09日
「たかが鼻水されど鼻水」と抗生剤　12.07.09


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