てぃーだブログ › ファミリークリニック小禄 公式ブログ › 乳児の鼻水 › 日々雑感 › 鼻汁、カユミを止める抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬と熱性けいれん20170228


近隣の総合病院との勉強会があり、ある先生からのアドバイスがありました

~~~~~~~~~~~~~~~

眠気が少ないと言われていた新しい抗アレルギー剤

あまりに鼻汁が多いため止めるために処方

夜間に発熱、熱性けいれんを起こした

救急受診、30分もけいれんが重積
(通常5-10分以内)

翌日救急から直接電話あり、注意を喚起された

~~~~~~~~~~~~~~~

眠気の出にくい、比較的新しい改良された抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬でも

熱性けいれんの重積があると知り驚きました


県内では、いまだに乳幼児の 鼻水をとめるために抗ヒスタミン薬~しかも眠気の出やすい~が処方されています

薬局でもこのあたりは、添付文書に書いてあるプリントを渡すだけでほとんど注意しません

処方している病医院・薬局では

先の先生のように救急から直接注意喚起をうけることはありません

(普段から救急病院との連携・信頼関係がないと、、、、)


” 熱性けいれん重積 ” の怖さや、

日中保育園で ” 今日はず~っとよく寝てましたよ! ” 

” なんかぼ~っとしてました ”

ということがあることをほとんど知らないのです



同じカテゴリー(乳児の鼻水)の記事